園の紹介

園長挨拶

三つの贈り物

いよいよ今年度最後の“いずみ”となりました。卒園する年長児にはどんな贈り物がいいかと考えます。
もちろん一番大切なプレゼントは一人一人の成長した姿です。その中で特に大切に考えているプレゼントが三つあります。
一つ目は楽しく過ごした思い出を贈りたいと思います。年長になって言葉も増えてくると「もう一生あそばない」「こっちにくるな」などというやりとりもあり、聞いててドキッとしたくらいです。それでも割合早く笑顔を取り戻して一緒にあそぶので安心しました。
二つ目は嫌なことを解決して、楽しくなるように考える心を贈りたいと思います。人は創り出す力を持っています。嫌なことも楽しいことも言葉一つで変わります。楽器に触れて一緒にメロディーを奏でるように、手元にある物を使って楽しい過ごし方を考える子どもになってほしいのです。状況がどうであっても勇気をもってあそびを創り出してゆくならば、楽しいことは大きく広がってゆくはずです。
三番目は大切にされる経験を贈ります。誰かに大切にされることで人は支えられます。心配をして下さっている人のために、自分を大事にして幸せでいようという思いを持つのです。それが両親であったり祖父母であったり誰かが忘れないでいてくれれば心の支えになるのです。
五泉いずみこども園は心の支えになるところでありたいと思います。こども園のそんな思いは、みなさんがよく分かって下さっているように聖書の教える信仰に基づいています。

園長挨拶 宗像亮二

園長挨拶 宗像亮二

園の概要

五泉いずみこども園 沿革

1959年9月10日
宗教法人 日本基督教団五泉教会が、地域の要求を受けとめると同時に、教会学校の週間教育として「幼児園」を仮開園したのが始まりです。
1968年12月25日
「五泉いずみ幼稚園」認可
1984年10月8日
学校法人五泉いずみ学園が設立され、設置者を変更しました。50年間、五泉において教育の働きを続けています。
2013年2月
耐震補強工事竣工
2015年4月
2015年4月より「認定こども園 五泉いずみこども園」になり0歳児~5歳児までの保育と教育を行います。

教育・保育理念「神の恵みに気づいて喜ぶ」

 キリスト教育主義に基づき、教育基本法及び学校教育法に従い、幼児教育を行うことを目的としています。
一生の基礎をつくる最も大切な幼児期に、どんな時にも、まず自分が受け入れられていることを繰り返し経験することで、自尊感情(自分を思う心)と社会性(人を思いやる心)が育ちます。
 望ましい環境、教育的雰囲気のもとで、愛情をもって保育しながら、健全で調和のとれた心身の育成を目指します。

礼拝

教育・保育の基本

礼拝の中で育つこと

 園生活の中心に礼拝があります。礼拝の中でいつも変わらない神の愛があることを学びます。自我の芽生えと言われる第一次反抗期には、自己中心の欲求が強くなります。そのような過程を通って、温かく見守られていることを知り、回りの状況を理解して判断する力も芽生え、育ちます。

希望を信じる

 子どもの未来を信じます。子育ては大人の計画では進みません。子どもの成長に寄り添い、忍耐して子ども自身が育つときを待たなければなりません。こどもの姿は様々ですが、希望は同じように与えられています。より良い方向に進み、幸せに生きるために必要な感性が育つことをどこまでも信じて保育に当たります。子どもたちは多くの場面で信頼に応えてくれます。

感謝の心を育てる

 幼児は自分を認めてほしいという強い気持ちがあります。同じ目線で向かい合い、丁寧に話を聞いてほしいのです。自分が大切にされていることを確認できた時、安心します。そして守られければならない神の恵みがあることに気づきます。感謝して喜ぶ心から、生きとし生けるものを慈しむ優しさが育ちます。

今を大切に

 幼児教育は根っこを育てると言われます。将来自立して生きるための保育です。家族を離れてこれから生きる広い世界の中で大切になることを学ぶ時です。未来の幸せのために助けとなるのは、日々を喜んで過ごす積み重ねです。初めての記憶が形成される幼児期の印象が楽しいものであることは、一生の宝物となります。そのためには、いつも自分がそのまま受け入れられ、愛されていることを感じとってほしいのです。喜んでいるからできるようになることがたくさんあります。

教育・保育目標

しなやかな心と体

 子どもたちの環境の中には、自分で選ぶことができないことが多くあります。与えられた環境の中で、自分を見つけてゆく力が必要とされます。保育者に支えられ、あそびの中で自己主張を繰り返しながら、状況に適応してゆく心と体が育ちます。

集中する子どもに

 子どもが真剣になる時があります。自分の好きなあそびをしている時です。自己の欲求に執着してトラブルになることもあります。トラブルを経験して守らなければないらいルールがあることにも気づくようになります。あそびと集団活動、絵本の読み聞かせ等を十分楽しみながら、大切なことに気づいて、行動する心が育ちます。

驚き、喜び、感謝する子どもに

 日常の中にはたくさんの驚きや、美しいもの、不思議なこと、うれしいこと、悲しいことがあります。園生活の中で日々の新たな気づきを積み重ね、感性を育てることで心の世界が広がります。そして小さなことにも喜びを見つけ、感謝する心が育ちます。

保育教諭の姿勢

安全のために(教師の声かけ:あなたは大切!)

 幼児は衝動的な行動をすることが多くあります。保育者は安全に気を配り保護しながら、危険に気づいて自分で身を守ることを繰り返し伝えます。そして子どもたちは、命をかけがいのない恵みであり、大切に守らなければならないことを学びます。

安心のために(教師の声かけ:聞いてるよ!)

 安心できる居場所は自分を理解してもらえる所です。あるがままに受け入れられて、心の思いを保育者に聞いてもらえる所でなければなりません。子どもに一人の人格として対等に向かい合い、その声に耳を傾け、心ゆくまであそびに打ち込める環境を整えます。

安定のために(教師の声かけ:あなたを信じます)

 幼児は体も心も柔らかく予測できない変化を見せるものです。状況と人間関係の変化は子どもの心に大きな動揺をもたらしますが、保育者の終始一貫した支えによって、希望を持って問題解決に取り組む勇気を育てます。